「S 納戸(なんど)」ってなに?
間取りを見ている際に見かける1LDK+Sの表記。
Sってなに?納戸…?何用のお部屋…?
十分な広さや窓があって「普通のお部屋」に見えるのに、他のお部屋と何が違うんだろう?
気になる違いについて、分かりやすく解説していきます!
「S」とは、サービスルーム(Service Room)のことです。
※納戸=S=サービスルーム
建築基準法という法律では、「居室(人が長い時間過ごす部屋)として認めるには、お部屋の広さに対して十分な光や風が入る窓が必要」というルールがあります。
そのため、窓があるのにSと表記されている場合は「部屋の面積に対して窓の面積が足りない」ということになり、窓のないお部屋は必然的に居室ではなくなります。
このような理由から「居室」と呼べず、「サービスルーム(納戸)」と表記する必要があります。
寝室にできる?納戸・サービスルームのリアルな活用法
結論から言うと、寝室として使うことは十分可能です!
「部屋」と呼べないだけで、実際にはベッドを置いて寝室にしている方もたくさんいます。
ここでは、実際によく使われているリアルな活用法を5つご紹介します。
1. 寝室(ぐっすり眠りたい方にぴったり!)
日当たりがあまり良くない・窓が小さめという特徴は、実は「夜勤明けで昼間に眠りたい人」や「真っ暗な環境で熟睡したい人」にとって絶好の環境です。
ただし、エアコンが設置できなかったり、コンセントが少なかったりする場合があるので注意が必要です。
2. 在宅ワーク・勉強部屋(集中できる書斎)
外の景色や通行人の視線が気になりにくいため、仕事や勉強に没頭できるスペースとして大活躍します。
デスクとPCを置いて、自分だけの集中部屋にする人が増えています。
3.大容量の収納スペース(本来の「納戸」として)
一番オーソドックスな使い方は、やはり収納です。
季節ものの家電(扇風機やヒーター)、布団、スーツケース、趣味の道具(ゴルフバッグやキャンプ用品)など、かさばるものをまとめてしまっておけます。
4. ウォークインクローゼット
ハンガーラックや収納棚を設置して、お部屋全体を巨大なクローゼットにしてしまうアイデアです。
衣類だけでなく、バッグや帽子、靴なども一箇所で管理できるので、服好きにはたまらない使い方ですね☺︎
5. 趣味部屋・ゲーム部屋
窓が小さく直射日光が当たりにくいため、「日光による日焼け(退色)」を防ぎたいものの保管に最適なんです。
大切なフィギュアや模型のディスプレイ、本棚を並べてプライベートな図書館にするなど、趣味の隠れ家として活用できます。
防音シートを貼ってゲーム部屋にするのも人気です。
魅力たっぷりのサービスルームですが、普通の「居室」とは違うため、内見時に必ず確認しておくべきポイントがいくつかあります。
・エアコンが設置できるか?
サービスルームには、エアコンの配管を通す穴(スリーブ)や専用コンセントがない場合があります。
その場合、普通のエアコンは設置できません。
(ウィンドウエアコンやスポットクーラーを活用すれば快適に過ごせますよ☺︎)
・コンセントやテレビ端子はあるか?
「居室」ではないため、コンセントの数が極端に少なかったり、テレビ端子やインターネットのポートがなかったりすることがあります。ワークスペースや趣味部屋にする場合、電源の確保ができるか確認が必須です。
・日当たりや換気はどうか?
窓がない、または小さいことが多いです。
湿気がこもりやすい場合もあるので、除湿対策や換気対策(ドアを少し開けておくなど)が必要になるかもしれません。
サービスルームを上手に使ってお気に入りの空間へ!
「S」や「納戸」と書かれていると「使いにくいのかな?」と思われがちですが、実際はアイデア次第でいくらでも居心地のいいお部屋に変身します˙⋆✮
自分だけの秘密基地のようなお部屋を作れるのも、サービスルームならではの魅力です。
1LDK+Sなどの物件を見つけたら、ぜひ今回ご紹介した活用法や注意点を参考にしながら、自分にぴったりの使い方をイメージしてみてくださいね★